卒業年度 | 2022年度 |
大学名 | 津田塾大学 |
性別 | 女性 |
選考状態 | 二次選考通過 |
①人生で一番苦しかった経験
人生で一番苦しかった経験は、高校3年生の頃、大学への指定校推薦受験に失敗して精神的に病んでしまったことです。
私は大学受験をするまで、挫折を経験したことがない人間でした。定期テストも常に1位を取っていました。そのため、私はそこまで努力をしなくても試験には合格できる人であると自分を過大評価して生きていました。大学の指定校推薦での受験も特に対策はせず、自分は受かるという謎の自信だけを持って受験しました。結果は不合格でした。私はその時人生で初めて試験に失敗し、その事実を受け入れることができず、何もかもが嫌になってしまい、自暴自棄に陥りました。一般受験に向けて勉強しなければならないと心の中ではわかっていましたが、勉強が怖くなり逃げていました。しなければならないことから逃げる自分が本当に嫌で、辛く苦しかったです。そのような私が変わるきっかけとなったのは担任の先生でした。
私は元々、一人でどんなこともできるから人に頼ることは恥ずかしいことである、という考えを持っていました。しかし、先生は人を頼る力がある人は心が強い人だと教えてくださり、私と向き合ってくれました。そのおかげで私は努力をバカにしていた自分は間違っていたのだと認めることができるようになり、徐々に一般受験に向けて努力をし始めました。勉強を全くしない状態が3ヶ月ほどあったため、私の偏差値は急落しており志望校合格は難しい数値でした。そのため受験まで1ヶ月のところで私は毎日12時間必死に勉強し始めました。1年の教科書から全て読み直し、過去問を大量に解きました。そして志望校に合格することができました。
私はこの経験から、目標達成には努力が必要であり、もし挫折してしまいそうな時は人を頼ることも重要であることを学びました。これらを生かし、今は不登校専門の家庭教師をして、生徒の相談相手になりながら努力へと向かわせることに尽力しています。
②どのように働きたいか
最初は、就職情報事業本部で働きたいです。なぜなら中小企業の採用活動に貢献したいからです。私は就職活動の中で、中小企業を探すことに苦労をしています。これは大企業がトップページを飾るため、埋もれてしまうという現実があるからだと感じます。
また、2019年の中小企業の大卒有効求人倍率は9倍を超えており、これらの採用課題は重大で、解決すべき問題です。そのため、私は就職情報事業本部で、より多くの中小企業が御社の新卒向けアプリケーションに登録するよう営業をしていきたいです。具体的には、学生がより中小企業を見つけやすくするために、専用のページを作ることや週に1度特集メールを配信するなどと工夫を施し、企業が御社のアプリケーションに登録するメリットを推していきます。
自分が成果を出し成長することができたら、次は法人ソリューション事業部で働きたいです。私は企業の人事の負担をより削減できるサービスを作成、提案したいと考えています。例えば、人事部が本社のみにある企業が採用面接のために2日間大阪にいかなればならずホテル代が勿体無いという課題があった場合、1日のみの滞在ができ企業の人だけが使うことができる企業所有サブスク型マイナビホテルというプランを作り、企業に提案します。
最終的には、マイナビの中で大きな新規事業を立ち上げたいと考えております。具体的には、コワーキングスペースとそれを求める人を繋げる事業をつくりたいです。現在はオフィスを手放す企業も増え、コワーキングスペースの利用価値は高まっています。しかし、全国のコワーキングスペースを一気に探すことができるアプリケーションはまだありません。そのため、私は御社の会員数の多さを利用し全国の企業や人にアプローチをかけ、働く場所の提供の手伝いをしたいと考えております。
このように、私は御社に入ったら、人々の自分らしい生き方を援助できるような仕事を実践してきたいです。